皆様
本年も多大なご愛顧を頂きまして誠にありがとうございました。
おそらく多くの人が感じていると思いますが「あっという間の2021年」でした。
気づけば「もう12月か!」となっていますね。
さて今年の大きな話題といえば「オリンピック」でしょう!
野球好きな私としては「野球」の話題が豊富な年だったなと思います。
「田中将大の日本球界復帰」
「大谷翔平のメジャーリーグでの大活躍」
「平成の怪物 松坂大輔の引退」
「近年稀にみる大接戦の日本シリーズ」
「日ハム新監督に新庄剛志が就任」
熱狂的なプロ野球ファンではありませんが、それでも話題が尽きなかったなと感じました!
2021年は政治や経済の話を考えるとどうしてもマイナスのイメージが強い1年であったとは思います。
そんな中だからこそ、スポーツ自体の力というのは本当に凄い!とつくづく思うような1年でした。
さて、弊社が関わる業界において、一番大きな影響があったのは「部品の生産が間に合わない」ということだったのではないでしょうか。
インバーターやリレー、ソケット、今となってはモーター関連など今まで在庫があって当たり前の商品が市場から消えてしまい、軒並み「納期未定」となってしまいました。
新型感染症が流行りだした時に「マスク」「消毒液」といった、無くなるとは想像もしていなかったものが本当になくなるといった現象が、この工業の世界でも起きてしまいましたね。
また、材料価格の高騰から多くのものが「値上げ」をおこなった年であったかとも思います。
”需要”と”供給”の関係からみれば「品切れ」「値上げ」は”需要”の増加により、”供給”が追い付かないといった【好景気】を示すような言葉だと私は思っていました。
「需要の増加」に起因するのか、「供給力の低下」に起因するのかで同じ現象でも意味ががらっと変わってしまうのだなと実感した年でもありました。
そんな当たり前が当たり前でない世の中だからこそ、私たちはしぶとく生き残っていかないといけないと思っています。
「”商社”はモノづくりの世界における”心臓”である。」
と私は思っています。
必要なモノを、必要な場所へ、必要な時に送り出す。それが商社の役目。
人は心臓が止まれば、活動が止まってしまいます。
それと同じように商社が無くなればモノづくりの世界は停滞してしまうと考えています。
人とは違ってたくさんの心臓をもっているのがモノづくりの世界ではありますが、それでも一つの心臓が止まるというのは大変なダメージになるのには変わりないと思います。
だからこそ私たちはモノづくりを支える為に、力強く、しぶとく生き残らなければならないと思います。
もちろん私たちがこうやって活動できるのは、皆様から多大なエネルギーを頂いているからなのは間違いありません。
よくある言葉ではありますが「三方良し」の精神で来年もしっかり頑張っていきたいと思います。
また、K・マシンでは今年よりリレー・ソケットの在庫品として新しく「日本ワイドミュラー」を取り扱うようになりました。
ホームページで公開したところ、今まで接点のなかった全国の企業様よりお問い合わせを頂くこととなりました。
改めて物不足の現状を実感することとなりました。お問い合わせ頂いた皆様には重ねてお礼申し上げます。
2022年も皆様のお役に立てるよう、精一杯精進させて頂きますので、今後とも宜しくお願い致します。
文章:菊井